気ままな日常

適当なことを適当に書くそんなブログ

「復讐したい」とは結局

ここまで長々と話続けてきたが結局何が言いたいかと言うと

星野の中ではあの顔である自分が自分であるというアイデンティティだった
しかし、高橋の中ではあの顔は妻の泉を構成する要素の一つなのであって、あの顔だけが彼女ではないという認識が幸か不幸か、星野との会話の中でそれが確立されてしまった
殺すまでに至ったプロセスを無視して「本能」という観点で考えると、それが高橋が星野を殺し顔の皮を剥ぐまでに至った原因なのではないだろうか

形は違うとはいえ、2人のアイデンティティには泉が深く関わっている
その人の顔という要素によって、それぞれのアイデンティティが確立されている
実際の行動は置いておいて本能的な面を見ると、2人は実はお互いの1番の理解者なのではないだろうか

他人によって自分のアイデンティティを確立しているという観点において

 

もしかしたら別ルートが存在する可能性が途中までは存在したのではないか

そう考えてはみるものの、結局衝突が起きることは目に見えているのでそれに頷くことは出来ない

復讐は寂しさを埋める一介のものにすぎない
妻を失って悲しい、辛い、寂しい
だからその元凶である犯人を殺す、つまり復讐することで心に空いた穴と妻と一緒にいる自分というアイデンティティを取り戻そうとしたのではないかと思った

 

ここまで勝手な拡大解釈に基づいてお届けしましたがいかがだったでしょうか

考察って楽しいね

考えるだけはタダだし

この考察ブログを書くまではふざけたことしか書いてこなかったけど、一応こういうのも書けなくはないんだぞ

と自分を誇示した所で最後を締めくくりたいと思います

また気が向いたらこういうの書こうと思うので、なんかオススメ作品あればゴリ押しして下さい

多分観るので

ではまた